エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　くすぐりは拷問です。あまりにも身近過ぎるので盲点かもしれませんが、くすぐられるのは拷問です。苦しいものなのです。

　くすぐりフェチ御用達の専門風俗店があるのをご存じですか。あと、特に海外にはくすぐりフェチのためのAV作品、というよりはエロビデオがけっこう前から堂々と発売されてロングセラーになっていました。もちろん私も知っていましたが、くすぐることと快楽とにどんな関係があるのかがまったくわかりませんでした。

　わからなければ試してみよう。そんなふうなことを軽々しく口走ってしまった私が悪いのです。

　その頃の私は遅番の風俗スタッフでした。その日の業務を全て終え、同じ遅番の男性スタッフ1名、さらには遅くまで仕事をしてもらった風俗嬢2名で、私を含めると合計4人がお茶を飲みながらテーブルを囲んでくつろいでいる最中でした。

　試してみるのなら、くすぐってあげる、そこに横になって。そう言われたので、私も軽々しく横になって両手足を抑えてもらいました。そこからが地獄の始まりでした。

　笑うという行為は相当な肉体労働であることを知っていますか。腹がよじれる、という表現じゃ足りません。笑いたくもないのに、筋肉が痛くて仕方がないのに、それでも強制的に笑わされるのがどれほど苦しいか。逃げようにも逃げられない、まさに拷問でした。ゲラゲラと笑っているので楽しんでいるように見えますし、自分もそう思いがちですが、本当に苦しいです。

　くすぐり風俗は、きっとＭ性がもたらす快楽によってなりたっているんですね。私は体でそう感じました。

　風俗嬢に看護婦が多いという噂があります。ちょいちょい耳にしますし、ネットの書き込みにもありますね。

　本当のところはわかりません。匿名ＯＫのアンケートをどこかで実施すればある程度の事実はわかるかもしれませんが、そんな調査などが行われる可能性は低いです。

　風俗店スタッフとして何年も勤めた経験から判断するならば、決して看護婦が多いとは思いません。たまたま入店した女性が看護婦だったという例はあります。が、多くはありません。様々な職業の女性が揃ってます。少なくとも、ナースが多すぎるというのは嘘です。

　私が知っていた元ナースもしくは現役ナース風俗嬢のうち、全員がお金のために風俗嬢をやっていました。離婚してお金が必要だったというケースが多かった気がしますが、別にこれは看護婦に限りません。看護婦がストレス解消のために体を売るようになるという話をまともに信じてしまうとしたら、ゼロだとは言い切りませんが、それはAVの見過ぎです。

　ただ、元でも現役でも、看護婦の風俗嬢はそこそこ人気が出ることが多かったです。きっと様々な患者さんと接するときの姿勢がサービス業とよく似ているからでしょう。思いやりと気遣いに溢れた行動を自然にとれるのです。苦しんでいる人をいたわるためには何をすればいいのかを既に知っているのです。精液どころか糞尿と接するのも日常茶飯事です。様々な点で、人気が出る条件が揃っていると思います。

　カーセックスを始めて見たのは18才の時でした。やったんじゃなく、見たんです。

　18才で免許をとったのですが、まだ車はありませんでした。友人が中古車をいち早く手に入れたので、その車に野郎ばかり3人で乗って海に行くことになりました。およそ1時間半の楽しいドライブでした。

　浜辺の近くの無料駐車場に車を停めました。ちょっと離れたところに黒いワゴンカーが停まっているのが見えました。よく見ると、助手席が倒れており、女性が車の後方を向いて座っているのがわかりました。まだウブだった私は「なんで後ろを向いて座ってるんだろう、奇妙な人だ」くらいにしか思いませんでした。

　浜辺で時間を過ごしていると、友人たちが「あの車、絶対ヤッてるよな」と嬉しそうに話しているのです。「ヤッてるって何のことだ」と質問してみたら、「カーセックスだ」というのです。その車の近くに寄って確かめてみることにしました。

　そして、近寄るまでもありませんでした。遠くからでも車がギシギシと揺れているのがわかりました。おまけに助手席の窓が全開になっており、女性の喘ぎ声が遠くまで響いているのです。アンアンいう声が通行人にまで聞こえていたはずです。小さなおこさんの手を引いた女性だっていたのに、教育上よろしくないですね（笑）。

　白昼堂々と人目もはばからずにやられると、恥ずかしいだのはしたないだの言う前にすがすがしくなる。ということも勉強させていただきました。そういう問題じゃないか。

　当然ながら女性は男性の前ではおならを我慢します。はしたない女、下品な女と思われては行けないというのが日本人女性らしい奥ゆかしさでもありますし、「女はこうでなければならない」という固定観念が文化的そしてDNAの内部にまでしみ込んでいる気がします。

　オナラつまり放屁というのは恥をぶち壊す行為です。セックスにおけるオルガズムも同じく恥をぶち壊す行為です。快楽を追求するうえでの目的はまったく同じです。

　ただ、実際にオナラをしてもらうのはかなり難しいです。そもそも了承してくれる女性が多くありません。例え風俗嬢であってもです。オプションにあったとしても、生理現象ですからなかなかうまくいかないことも多いはずです。

　ある意識の高い風俗嬢の本指名のお客様に、オナラフェチがいたのだそうです。彼女はそのお客様と約束を交わしました。「来てくれるならぜったいに前日予約をして」ということです。予約が入ったらスタッフから連絡をもらい、前もってゴボウやらさつまいもやら、屁を出しやすくする食べ物を夕食そして朝食として食べてから出勤していました。

　このように意識の高い風俗嬢もいます。見つかればラッキーです。見つけたければまずはご自分で探すべきです。実際に客として入って対面したときにお願いするなり、はたまたお店に問い合わせるなり、できることはありますから。

　それでもできないときは別のサービスを使うという手段もあります。

　英語サイトで好きなジャンルの動画を検索できるようにしたら楽しいんじゃないか、と思いました。アダルト関連のカテゴリにはどんな単語があるのかをざっと調べて見ました。さらに、それらの単語で実際に複数のサイトで検索してみました。検索結果の動画ももちろん観てみました。その過程で強く感じたことがあります。

　海外の動画は専門性に欠けます。
　big titsつまり巨乳というカテゴリくらいはまともです。だって、おっぱいが大きな女性を集めればいいのですから簡単です。が、たとえばhandjobつまり手コキというジャンルで検索してみても、欲しい動画は手コキがたっぷり収録されている動画だというのに、実際は手コキがちょっとだけ入ってあとは普通のハードコアセックス、という結果になることが非常に多いのです。フェラチオつまりblowjobでも同じです。
　ニッチな動画を探すのに非常に苦労します。

　また、細分化がされていません。日本ではおっぱいひとつとっても「横乳」「下乳」などいろいろありますが、海外ではbig tits、big naturals（天然つまり整形していない巨乳）、かろうじてsaggy tits（垂れ乳：これはいいですね、当サイトにも加えようと思います）くらいのものです。

　しかも体のパーツごとではなく頭文字のアルファベット順に並べられていることがほとんどです。これじゃ分類しているなんていえません。

　思うのは、細分化そしてニッチなジャンルの掘り下げ度合いは、おそらく世界で日本がトップではないでしょうか。私は英語しかつかえませんし、ヨーロッパ言語は使えません。各言語のサイトを詳しく調べたことはありません。それでも英語圏のサイトにも日本の動画がアップロードされていますし、他の言語圏でも同様でしょう。日本の作品ほどニッチにこだわってテーマがぶれていないエロ動画はないように感じるんです。

　浣腸をしたいときはどこへいけばいいのか。

　簡単です。SM店へいけばいいのです。基本プレイに含まれていることはあまりありませんが、オプションならばほとんどのお店で選択することができます。

　SM店というと他の風俗店に比べて恐そうなイメージがあるかもしれません。今やデリバリー専門のSM店だってあります。自宅に女性だけを呼んでやらせてもらうのならば恐さや不安も薄れるでしょう。

　SM関連のお店の情報についてはこちらをどうぞ。

　タイトルのごとく。読んでのとおり。アメーバピグでソープランドがオープンしたらしい。ある意味生生しい映像ではある。実際のソープランドで怒っていることがそのままここで起こっている、ともいえる。

http://hamusoku.com/archives/6057465.html

　それにしても、こんなバーチャルで身体感覚を伴わない世界でこんな状況が出来上がってしまうという事実がすごい。やっぱり性的欲求というのは肉体の感覚にとどまらず、脳で感じる快楽に変貌してしまったのだろう。

　人類の進化である（笑）。