エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　ヘルスは本番なしのサービスなのですが、ほとんどの男たちは本番を要求してきます。そして風俗嬢を口説いてきます。

　はっきり言いますが、これは男のルール違反です。ご案内時にきちんと禁止事項を説明されるはずですし、されていないとしてもホームページにはそれが明記されています。

　ですが、やるんだったら最後までやりたいのが男の本能ですし、ヘルスというサービス形態が存在し続ける限り、本番強要という問題はなくならないでしょうね。

　気持ちは私もよくわかります。そもそも私はヘルスには行きません。本番ありきのソープにしか興味がありません。私のことはどうでもよかったですか。そうですか。

　たまーに本番はしなくてもいいという男性がいます。理由は人それぞれなのですが、ある日のお客様の理想は「とにかくシックスナインを続けること」でした。尋常ではないくらいにし続けることでした。

　まず、予約したコース時間は180分。風俗嬢側が受けた印象としては、余裕がありそうな雰囲気の紳士で、シャワーをゆったりと浴び、会話も楽しんだ。そしてプレイスタートとなるが、いきなり上に乗って欲しがった。そしてお尻を顔の方向へ向けさせられた。つまりシックスナインの姿勢ですね。

　そのまま約2時間ぶっつづけでシックスナインを続けさせられたそうです。その間に彼は3度射精したのだとか。通常ならば射精した直後はしばらくペニスには触らないでいて欲しいという男性がほとんどなので、イッたときに「ちょっと休む？」と聞いてはみたものの、「いいよ、そのまま続けて」と言われたので続けました。1時間以上も続けると彼女はアゴや首が疲れて痛くなってきたので「休ませて」とお願いしてみたら「まだ、もうちょっとだけ」とはぐらかされ、結局2時間20分ほど、つまりプレイ時間のほぼ全てをシックスナインに費やしたのだそうです。解放されたときは心も体もぐったりだった、と彼女は言ってました。

　本番も素股もフェラもあまり興味がなく、シックスナインだけがあればいいとのことで。だからなのかどうかわかりませんが、「深い関係になった女性はみんないなくなった」と彼は言っていたそうです。