エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　考えてみてください。自分の子供を宿していない妊婦に触ることができる機会が、妊婦風俗以外であるでしょうか。産婦人科医ならばお仕事として触りまくっているでしょうが、好きにすることはできません。自分の思い通りに妊婦とスキンシップできる場は、妊婦風俗以外に存在しないのです。

　妊婦を口説いて落とすことができれば別ですが、これはかなり難しいのではないでしょうか。妊娠という時期は生き物として一番大切な時期ですし、子供を宿しているということは旦那さんと愛し合っている可能性も高いです。そもそもナンパされるような場に出没すること自体が少ないでしょう。妊婦をナンパなどというばちあたりなことをしたがる男は多くありません。

　妊婦風俗といっても母乳好き男や赤ちゃんプレイマニアばかりが集まるわけではありません。元妊婦風俗嬢から聞いた話です。

　聴診器を持参したお客様がいました。彼は医者ではありませんでしたが、医者のように彼女のお腹に当てて胎児の音を聞いて喜んでいました。性的な快楽というよりは生命の神秘を体験したかったようです。

　あるお客様はただ膝枕をされて横になっていました。妊娠というのは母性が最も明らかに現れる時期です。見た目にもあからさまな大きな母性に包まれたかったのかもしれません。

　臨月に近くなればなるほど指名が多くなるのだそうです。他の女性の場合は知りませんが、少なくとも彼女の場合はあからさまな性的プレイを要求してきたお客様は少数派でした。前述したような、妊婦であるがゆえの魅力に触れたかった方が半分以上だったそうです。