エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　私が軟体フェチなるものが存在すると初めて知ったのは風俗業界に入ってからです。お仕事としてエロに携わらなければ当分知ることのなかったであろうフェティッシュです。軟体専門店を見つけたときには驚きました。ひとつのお店ができるくらいにマニアの方々の数が多いのか、と。マニア向けというのもあるでしょうが、このお店を作った人物が軟体フェチだったんです。すみません、勝手な想像です。

　グニャグニャと通常ではありえない方向へと体を曲げたり、到底不可能なポーズをとっている女性に興奮してしまうとはどういうことなのでしょうか。これはもう理論や理屈では解決できませんね。好きなんだからしょうがない、いいものはいい、という言葉だけで片付けるしかありません。エロは奥が深いです。

　そもそもおっぱいやお尻だって「なんで好きなのか」と質問されたら答えようがありません。とは思いませんか。それでも多くの男性がこれら二つを四六時中愛したがっています。

　ただ、180度開脚テクニックなどならば、私でも一度くらいは試してみたいと思います。どんなプレイであっても、どんな変わり種の風俗遊びであっても、死ぬまでに一度くらいは試しておきたいと思っているので。試してみれば良さがわかるかもしれないし、見識を広めることもできます。

　たかがエロでも試してみれば見識が広がって人間的に成長するのですよ。されどエロです。