エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　十数年前まではヌード写真はあってもヘアの露出は禁止でした。1990年代初頭まではヘアヌードなどは禁止されていたのです。ちなみにヘアヌードという単語は日本にしかありません。和製英語です。

　解禁されるまではいわゆるビニ本と呼ばれる違法の無修正雑誌で陰毛露出のあるヌード写真を見ることができました。ビニールで包装されて立ち見などができないようになっていたエロ本ですね。

　昔の記憶が走馬灯のように駆け巡りました。いとこのお兄さんがこっそり持って来てくれたビニ本を誰にもバレないようにドキドキしながら見ていました。友人の家で見つけたものを盗んで持って帰ったこともあります。若かりし頃が懐かしくなってきました（笑）。

　ネットなどはありませんでしたから、今のように無料で無修正動画が見放題などという素晴らしい環境もありませんでした。

　本当にすごい時代になったもんだと思います。極端な話、10代にもならない初心な少年であってもおまんこ丸見えの動画にアクセスできてしまう世の中です。秘密も何もあったもんじゃありません。

　パソコンや検索エンジンがフィルターをかけるのも理解できる気がします。やはりスケベなことはある程度秘密にされなければならないのでしょうね。秘密が無くなったらどうなるのか、これは人類の生態に関わるほど重大なことになる予感がします。なぜなら今ほどエロいことに関して秘密が無くなっている時代は存在しないからです。

　セックスの経験は全くない12歳の少年でも無修正の動画をいくらでも見れる。何もかも知っている。あとは自分の体で体験するだけ。暴いてゆく楽しみは皆無。ドキドキ感も薄れている。私的にはこれだけでも時代は変わったと言えると思います（笑）。