エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　私は露出狂に会ったことがあります。嘘です。生まれてこの方一度もありません。どちらかというと性的・変態的なことに関するエピソードは風俗業界に携わったおかげで多いほうだと思うのですが、露出に関してはありません。風俗嬢から過去の露出狂の話を聞いたくらいです。

　もしですよ、露出狂に出くわしたらですね、たぶん私は感動すると思います。拍手して握手もしたくなると思います。「やっと現れてくれたか、待ってました」ってなもんです。

　私には人前で露出するなどという大胆な行動はとれません。もし目の前に現れてくれたら、私にできないことをやってのけて見せている人物として少なからず尊敬するでしょう。英単語を使うならばロールモデルというやつですね。

　……いったいぜんたい、私は何を言っているんでしょうね。これというのも、そもそも私に変態願望があるからです。現段階ではアナルすら拒否している状態です。根っからのノーマル気質の人間ですから、アブノーマルな性癖を楽しんでらっしゃる方々に憧れるのです。同年代どころか自分よりもはるかに若い男女が危ない世界に浸っているのを見たり聞いたりすると、素直にうらやましいと感じます。自分にはできませんから。

　変態になりきれない自分がいるからこそ、こんなサイトを運営しているのかもしれません。