エロと風俗をクソ真面目に学問する。

　スパンキングとはspankの名詞形です。主にお尻を平手打ちで叩くという意味ですね。

　欧米では盛んですが日本ではあんまり一般的じゃありません。たぶん戦後の欧米化によって流入したエロ文化のひとつです。文化というほど大げさなもんでもないですが。

　風俗店に勤めていたときの話です。在籍している風俗嬢全員にアンケートをすることになりました。プロフィールページの項目にするか、もしくはブログの記事ネタとしても使えるので、目的は定まっていませんでしたがとにかくやってみることになりました。

　その中の質問のひとつに「どんなときに興奮しますか」というのがありました。ある女性は「Ｍだから優しくいじめられると興奮します」と書いてましたし、またある女性は「スパンキングをされたとき、思ったより興奮して私は変態じゃないかと思った」と書いてました。

　スパンキングがいいと答えた風俗嬢3人に訊いてみました。「どんなスパンキングがいいですか」という質問です。よく思うんですが、私はなんでこんなくだらない質問をしたんでしょうね。おそらく暇だったんでしょう。

　答えは「きちんと音がすること」「音が響くのがいい」「静かじゃものたりないね」というふうな内容だったと思います。強く叩いても音がしないと物足りないのがスパンキングのようですね。平手でお尻を叩いたときに、ちゃんと「スパー―ン」と程よい音を響かせるのが、女を興奮させるスパンキングのコツのひとつのようです。女性は耳からの刺激にも弱いようですから。

　どーでもいい雑学でした。